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DPってなんだ?【二刀流編】

今回は『DPってなんだ?』シリーズの最終編となる、【二刀流編】のご紹介です。

 

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球漫画の王道主人公と言えば『4番でエース』。

近年では、投打の二刀流としてMLBでも話題の大谷翔平選手などロマンがありますよね。

 

ソフトボールも同様に投手にも関わらず打撃も得意な選手が多い印象があります。

 

 

ソフトボールの国内トップリーグである《日本リーグ》でもしばしばみられる戦術としてエースの投手をDPに据えることがあります。

 

 

DPを使わず最初から打線に組み込み、「投手として打撃も行えばいいのでは?」と思われる方も多いでしょう。

 

 

では、なぜDPを使うのでしょうか?

 

打撃も活かす!二刀流式DP活用術

先ほども名前が出た大谷選手の所属するロサンゼルス・エンゼルスを例に考えてみましょう。*1

 

【先発メンバー】

3.マイク・トラウト  (中)

4.大谷翔平      (DP)

5.アルバート・プホルス(一)

FP.マット・ハーヴィー (投)

(有名な選手ばかりですね♪) 

 

上記のようなオーダーで試合を行う場合、先発投手はハーヴィー選手です。

 

しかし、二刀流の大谷選手を活かすため。試合開始と同時に選手交代を行います。

 

 

 

 【守備交代】

3.マイク・トラウト  (中)

4.大谷翔平      (DP)→投手

5.アルバート・プホルス(一)

FP.マット・ハーヴィー (投)→ベンチへ退く

※投手は1球も投げていません。

 

DPの大谷選手をすぐさま投手に変えることで、”DPを継続”しながら投げることができます。

 

仮にDPを使わずに大谷選手が最初から投手として打線に入る場合、調子が悪い時には下記のようなオーダー変更が必要になります。

  • ベンチに退き救援投手と代える
  • 救援投手に代えて、別のポジションに就ける→そのポジションの選手が退く

  

 

 

しかしDPを使っていると下記のようにオーダー変更の選択肢が増やせます。

  • 大谷選手は降板し、他の投手と交代するがDPとして打撃を継続
  • FPだったハーヴィー選手はリエントリーで再登板可能
  • 他のポジションに移った場合もその選手はOPOとして打撃を継続できる 

 

 

したがって、DPである大谷選手は得意な打撃を継続したまま、何度でも守備に就いたりベンチに下がり打撃に専念できるのです。

 

 

DPやリエントリーというルールがあることで、少ない人数を有効に活用するだけでなく、投打に優れた二刀流の選手をフルに活用できるルールでもあるのです!

 

 

 

以上、3回に渡りDPについて解説しました。

 

少し難しいルールではありますが、プレイヤーのことを考えられた良いルールでもあります。

実際にルールを利用して、理解度を深めて頂ければ幸いです♪

*1:ちなみに野球では使えませんよ!